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空師の技Ⅱ

去年の3.11まで住んでいた町がホットスポットになり、会社に避難したのが4月でした。
この機会に、以前から考えていた田舎暮らしをしよう、と決めて土地探しをして、安曇野に出会ったのがゴールデンウィークの最初の日でした。
ここがいい、ここにしよう、と思いました。
それから、ちょうど1年。
早く引っ越しをしたかったけど、仕事が片付かなかったので、どうにも動きがとれなくて・・・いつ、どうしたら移動できるのかな?と悩んでいたのですが、この3月末にようやく仕事も片付くめどがついて、7月には移動できることになりました(*^_^*)
1年。長かったです。

3月にそうしたことが決まってからは、気持ちの上では余裕ができたのですが、現実的にはやらなきゃいけないことが多くなって、実務が不得意なタイプののんびりや(^_^;)さんとしては、ちょっと忙しい感じです。
東京を離れるなら行っておきたいところもあったり、週末は安曇野に行ったりもしていると、なんだかばたばたとしているうちに4月は終わってしまいました。
落ち着いてブログを書くタイミングもなかったのですが、4月は友達が遊びに来てくれてブログに書いてくれたので、それを紹介してみようかなと(*^_^*)思います。

http://slimpact.blog133.fc2.com/blog-entry-520.html
ソライロオテガミ 空師の技
わたしにはこんなにちゃんと観察して書くことが出来ないので、すごいなあ、と思って読みました。
わたしはどうも解像度の低い写真しか入れられないのですが、彼はきれいな写真をたくさん載せています。
(今度会ったら、教えてもらわなくちゃ。)

彼は、始め「女性かな?」と思ったくらい線が細くて声も細くて、実は「編みぐるみ」というかわいらしい手芸が好きという、中身も乙女な一面を持っている(^_^)人なのですが、とても頭の良い人で調査能力に優れていて、しかもいろいろなものを自分で作ってしまえる人なので尊敬してしまいます。
3月に他の友達が家族で安曇野に遊びに来てくれた時は、麻績の彼の家まで遊びに行って、とても楽しい時間を過ごしました。
今回は木こりさんたちに紹介できて、とても喜んでくれたみたいなので良かったです。

先月は、他に2回、安曇野に行きました。
東京より桜が2-3週間遅く咲くみたいで、今年は3回、桜の時期を楽しめました。
得した気分です(^_^)

安曇野から帰る時、どうして帰るんだろう?という気持ちになりました。
でも東京にいると、「やっぱり、ここもいいなあ。」と思います。
もとの家に帰ると、「ここにいられたら良かったのにな。。。」と思います。
切ないけど、それだけの豊かさをいただいているのだと思うことにしよう、と思います。

豆乳ヨーグルトのその後とか、いろいろ書きたいこともあるのですが、今はちょっと余裕がないので、またにします。

読んでくれて、ありがとう(*^_^*)

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不思議な出会い

人生は出会いによってつくられていく・・・と言いますが、今世界の人口が70億を突破するところだとして、人と人の出会いの必然って、決して70億分の1じゃない気がします。

これまでにこのブログに書いた、ライアーのことや木こりさんのことにしても、また、このプログがきっかけで豆乳ヨーグルトを始め、開発者の方と仕事をすることになった方がいたりすることも、とても普通の確率では起きないんじゃないかなということが、本当にたくさんあるな、と思えています。

「こんなところで会うなんて、奇遇だね。」っていうことなんかも、日常の中でぽつぽつあったりしますよね。
その中には、いくらなんでもありえないよね、っていうくらい、確率を無視したことも、けっこうあったりして。

わたしは以前、めったに乗らない新幹線に乗ったら、まん前の席に知人が座っていて、びっくりしたことがあります(@_@)
めったに会社から出ない平日昼間に地下鉄に乗っていたら、隣に座ってきた人が知りあいで、お互いびっくりしたことや、向かいに座った人のバッグに見覚えがあるなと思ったら知人だったこともあります。

こういうことの起きる確率って、いったいどのくらいあるんでしょう。
たぶん、まずありえない確率、ですよね。

これまででわたしが一番驚いたのはたぶん3年くらい前、十数万人が参加するアースデイでのこと。
何人かの子供がワークショップをしているようなブースがあって、何を作っているのかしらと興味を持ったのでひとりの子供に声をかけて、ほんの1.2分話をしていたら、その子のお父さんがやってきて、・・・その人が、地元(会場から1時間の距離)の知り合いだったことがありました。

こんなことが起きる確率って、天文学的な確率でしょう。
計算しようとしても、無理なくらいかも。
たぶん無理。計算式なんて、考えられないと思います。

ものごとが確率通りに起きることが普通だとしたら、人生に起きることって、ぜんぜん普通じゃない、奇跡の連続なんじゃないかなとわたしは思います。

そして、出会いそのものも、考えてみると不思議です。
性格も何もいろいろ違うのに、ずっと一緒にいて大切な人たちもいるし、何年ぶりに出会っても昨日会ったばかりのように距離を感じない人もいます。
初めて出会って気が合ってたくさんお話をして、また会いたいですねと言いあっても、それきり会う機会のない、でもずっと心に残る人もいます。
何度か出会っていてそれほど縁がなかったのに、何かを境にしてとても近くなる人もいるし、逆もあります。
いろんな出会いがあって、それぞれがたぶん同じように大切なんだろうな、と思います。

お正月の沖縄での講座のことを書きましたが、講座の後にも、不思議な出会いがありました。

アイソレーション・タンク・・・って、聞いたことある方って、どのくらいいるのでしょうか。
わたしは去年末まで、知りませんでした。

「検索って面白いな。」って思うのは、全然違うことを検索したのに、偶然気になっていたことが出てきたり、検索したこととは違う結果だけど面白いものにたどり着いたりすることです。

その時は沖縄行きの予定を立てようとして何か検索していたら、この「アイソレーションタンク」というのが出てきました。
一種のリラクゼーション設備で、水に浮かんでの無重力体験、みたいなものらしく、海外ではけっこうメジャーらしいのです。

俳優の高嶋政伸さんが体験記を書いてらしたりしていて、これは面白そう、体験してみたいなあ、と思いました。
どこにあるのかなと検索したら、東京には1つだけ。
じゃあここに、と思ったら、どうやら原発事故で引っ越しをされてしまったそう。。。

せっかく行こうと思ったのに・・・(;_;)と思ったら、なんと「沖縄にある」というのが出てきました。
ちょうど、沖縄の計画を立てている真っ最中。
これって渡りに舟っていうのでしょうか(^_^)/
これはもう、今回行きなさいってことかな!と思いました。

沖縄は那覇周辺にモノレールがある以外、電車が敷かれていないので、バスを乗り継いで行きました。

オーナーのじゅんさんはとても面白い方で、こうしたお店をすることなんて考えてもいなかったのに、この「アイソレーション・タンク」にぴぴっと来て、いきなり海外からお取り寄せをしたそうです。

とても直感の強い方で、長野の「あづみの」でなく神奈川の「あざみの」に以前住んでいて、タンク導入にあたっては不思議なご縁がたくさん、あったそうです。
たぶんこれも、確率で言ったら奇跡の連続でしょう。

お店はここです。
じゅんさんが、ブログに書いてくれていました(^_^)
Lenka
http://lenka1750.ti-da.net/d2012-01-13.html
(この時点では「講座を受けに」と話したのが仕事の講座だと思われていたようです(^_^;)が、なんと、同じ講座を受けた十数人の中に彼女の友達がいて、どんな講座か知ったそうです。つながっていますね!)

ブログに書かれている「プロセスを楽しむ」の話をしたことは覚えているのですが、何の気なしに話していたことだったので、じゅんさんがこんなふうにしっかり受け止められていたことを読んで知って、驚きました。

ことばや状況から何を引き出し受け取るかというのは、受けとる人それぞれなんだなと、実感します。
それはきっと、それぞれが違う世界を生きているといわれることのゆえんなんでしょうけど、でもこうして互いに影響しあっていることがまた、おもしろいなと思います。

書いてくれているように、お互い「湘南サドベリースクール」を開校されたご夫婦と知り合いで、話が弾みました。

「サドベリースクール」は、とても自由な子育ちの学校なのですが、じゅんさんは子どもをここに入れたくて、自分も都会を離れてゆったりと暮らしたいと思っていたこともあり、沖縄に新しいサドベリーができるのを機に引っ越してきたのだそうです。

そして2年たった今、サドベリーに子どもを入れたことを、とても良かったと話されていました。
他の子供と比較・競争されることもなくのびのびと育つ子どもには、揺るぎない自信が生まれるという話をしてくれました。
個人的なことなのでここには書きませんが、すてきなお話でした。

自分への揺るぎない自信。
それは生きていく上で、ものすごく大切な、土台になってくれるだろうなと思います。
そしてきっと人への、揺るぎない信頼にもつながっていくかもしれません。

会社のスタッフの息子さんで、とても素直でおもしろい子なのですが、子供のころはいたずらやけんかも多く、勉強はあまり好きではなかったような子がいました。
でもお母さんははらの座った人なので(*^_^*)この子を問題視することもなかったようです。

彼は野球が好きで、高校まで勉強そっちのけで取り組んでいたようなのですが、野球を引退してから小学校の先生になるという希望を持ち、猛勉強して教育大に入り、この春に念願の小学校の先生になりました。

子どもは、好きなことをして育つのがいちばんいいのかな、と思います。
そうしたら、好きなことをしてちゃんと生きられるおとなに育てるのかもしれません。
そしてそういうおとなばかりになったら、すごく楽しい世の中になりそうな気がします!(*^_^*)

さてはじめてのタンク体験は、おもしろかったのですが、まだ入り口な感じでした。
数回やってみた方が、やはり深みが出るみたいです。
興味のある方は、わたしの体験より、高嶋さんの体験記の方がおもしろいと思います(^_^;)
わたしも機会があったら、また体験してみたいです(^_^)

じゅんさんは、帰りにわざわざ車で首里駅まで送ってくれました。
(車の中で、またいっぱいお話ができて楽しかったです。)

そして首里に着いて駅の地図を見たら、首里城が近いことが分かりました。
わたしはあまり、有名な観光地に興味が強い方ではないので、首里城には行かなくてもいいかなと思っていたのですが、せっかく首里に来たのならと、寄ってみることにしました。
ここでまた、ちょっとおもしろいことがありました。

沖縄はどこも、植物の存在感が強くて圧倒されるのですが、お城の前のウタキ(聖なる場所。ここは昔あった場所に修復されたものらしいのです)は、囲いの中に植物がたくさん生えていて、ちょっと素敵でした。

見ていたら、「あ、そういえば、神様って歌とか踊りとかが好きっていう話だったなあ。」と思い出しました。
パーマカルチャー講座の初日に行った久高島で、島を守ってきたかみんちゅ(神人)の血を引く方がいろいろ話してくださったのです。
神社でも、お祭りの時は歌ったり踊ったりしますね。
神様は人間と一緒に楽しむのが好きで、人間が楽しそうなのが好きなのかもしれません。

夕暮れ時で観光客もほとんどいなかったので、じゃあ歌ってみようかな、と思って、植物のことを歌った歌を歌いながら、ウタキのまわりを歩いてみました。

そして城外に出た時には、もう暗くなっていたのですが、左手にうっそうとした茂みがあって、よく見えないけど見てみたいなと思ったのでカメラのシャッターを切ったら、久しぶりにオーブが写っていました。

首里城オーブ
オーブというのは、この白っぽい光のまるみたいなもので、沖縄ならキジムナーというのでしょうか、木霊とか精霊みたいなものだそうです。
これはちょっと小さくてわかりにくいですね。
でももう少し大きなものは数がすくなくてもっと地味(^_^;)なので、これを載せてみます。

別に木の近くにしかいないわけではないみたいで、新宿のマンションの中で、とても大きくてはっきりしたオーブが写っていたことがありました。
面白いし、悪いものではないそうなので、写るとちょっと嬉しい気がします。
ウタキの神様や木の精霊が、歌を喜んでくれんだったら、嬉しいんですけど(*^_^*)

せっかくなので?ついでに前のオーブの写真も、載せてみます。
オーブオーブン
これはなんと、ダッチオーブンを撮った時のもの。
この時は、たくさんの人が楽しく歓談していて、その写真にはもっと多くのオーブが写っていました。
きっと、くいしんぼうで楽しみたがりの精霊たちが、集まってきていたのでしょうね。

これは先週、ふつうの町を撮った時のもの。
町中オーブ

雨が降っていたので反射したのかなと思っていたのですが、パソコンで見たらオーブでした。
他の写真で月かなと思っていたものも、とてもはっきり輝くオーブでした。
同じ場所を何枚か撮っても、ぜんぜん写っていないものもあります。
不思議ですね。

オーブといい、人と人との出会いといい、不思議なことや奇跡は、たくさんあるなと思います。
「トトロ」の歌に「子供の時にだけ、あなたに訪れる不思議な出会い」というフレーズがありますが、おとなの日常も、なかなかどうして、奇跡であふれているように思えます。

さて首里城の後、わたしはお城近くのa-coopに行き、沖縄の珍しいお菓子などを仕入れて、那覇の知人の宴に。
沖縄での最後の晩を楽しく過ごして、帰途につきました。
初めての沖縄は、体験ぎっしりで、楽しかったです(*^_^*)

今回はほとんど観光できなかったけれど、沖縄の離島には、世界中のダイバーが「世界一美しい」と言って集まる場所があるそうなので、いつかわたしも、素潜りをしに、行ってみたいと思います。

読んでくれて、ありがとう。
すてき不思議な出会いが、あなたにもたくさんありますように!



やんばるパーマカルチャー講習・地獄の3丁目?(^_^)

このお正月、沖縄県の北部・やんばるの山の中で、わたしたちのパーマカルチャーデザイナーコースは開かれました。

1週間のコースのうち、前半は講義中心、後半はチームに分かれてのワークです。
講義は、ほとんど主催者の方がなさるのですが、この方の視点や分析は、とっても個性的。
夏もすごく面白かったのですが、冬も面白かったです(^_^)
建築や農の講師の方や指導の方もいて、たくさんのことを教えてくれました。
(全部頭に入ったら、ずいぶん物知りになれそうなくらいです。)

だいたい毎朝7時前に集まって、晴れたら外仕事、雨ならヨガ。(これはどちらも自由参加。)
その後ごはんを食べて集まって、まずは一人ずつ、今自分が感じていること伝えたいこと、昨日の出来事から印象に残ったことなどを述べます。
それからはずっと、お昼と夜のごはんを挟んで夜まで、講義や見学がびっしり。
そして夜の9時か10時に講義が終わってからのゆんたくは自由参加、というのがだいたいのスケジュールです。

わたしたちは夏に前半を受けていたので後半からの参加でしたが、コースは年末から前半が行われていました。
そして後半のコースでは最初から「最後のワークは大変だぞ。」と言われていました・・・が、実際大変でした(^_^;)

この最後のワークというのは、チームでコンセンサス(合意)を作っていく学習体験なのですが、「ある実際の場所にパーマカルチャーの研修施設を作るアイディアを、4-5人のチームでまとめる」というのが、今回のお題。
後半の3日間、実際には夕方から始まって翌々日の朝までには仕上げて発表する日程なので、実質40時間ちょっとくらいでの作業です。

まず全員で現場を測量し、それをもとに図面を描いて、この施設のコンセプトを決めるまでが1日めの作業内容でした。

この場所や資源を最も生かせるのは?
どんな場所にしたらすてき?
これとこれ、どうしてもどちらかを捨てなくてはならないとしたら?
でもそれを捨てたら、何か大切なものが欠落してしまうことはないかな?

「パーマカルチャー」という方向性はとてもはっきりしているのに、それでも表現方法や想いはひとそれぞれ。
それぞれの想いを聞けばそれぞれが素敵で捨てがたく、でもそんなに盛りだくさんのコンセプトは具体化できない。
まず最初の「コンセプトを作る」ということだけでも、なかなかまとまらず、大変でした。

このワークには、3つの意味があると思いました。
ひとつめは、結果を出すこと。つまりパーマカルチャーの研修施設のアイディアを作って発表すること。
2つめは、仲間づくり。
3つめは、コンセンサス(合意)作りの実習です。

ワーク1日めが終わった夜、わたしは思いました。
「結果を出す、つまり良いものを作ろうと思えば思うほどみんな真剣になって、時には譲れないものが出たりもしてしまう。
でも、この施設は現実化するものではないんだし、楽しく話し合ってみんなが仲間になっていくことを優先して大切にした方がいいんじゃないかな?」

でも、同時に、こうも思いました。
「だけど、そうすると、現実的な合意作りの実習にならないな・・・。
もし実際に地域とかでこういう話し合いが必要な時は、「パーマカルチャー施設を作る」という前段階から合意が必要だし、もっといろんな立場や価値観の人が参加するはずだから、もっともっと大変なはずだもの。」

この実習の3つの意味のバランスをとるとしたら、どんなだろう?と考えていて、ふと、「こんなにどのチームもいっしょうけんめい、けんけんがくがくと話し合っているのは、誰もただ架空のワークだと適当に考えないで、真剣に取り組んでいる証拠だな。」と思いました。
日本中から集まったパーマカルチャーの仲間が、こんなふうに真剣に学びあっていることに、ちょっと胸が熱くなった(^_^)のです。

そして、実際にはもっともっと大変なはずの実際の合意形成の場でも、こんな風に互いの真剣な姿を見たら、そしてお互いを大切にしたいと思えば、きっと合意はできる、という感じがしました。
おそらく最終的には、村の意志決定のような場面では、結果以上に、どんなにお互いを大切に考えたかの方が、きっと重要なんだなと、そしてそれはきっと、どんな場面でもそうなのだろう、という気がしました。

そしてふと、このワークの前に見せてもらった動画を思い出しました。

それは、何百人という、初めて会う人達が話し合いをする場面でした。
その話し合い方が面白かったのですが、身振りでの意思表示や、グループに分けてのディスカッションなどを取り入れて、全ての人が参加でき、自分の思いを伝えられる話し合いの仕組みになっていました。

参加者のひとりは、「自分の考えと違う結論が出ても、とことん話し合ったら、決定に従える気持ちになるよ。」というようなことを言っていました。
これは、ひとりひとりを大切にする話し合いの結果だな、と思いました。

わたしたちも、みんなとても真剣に話し合っている。
なんだかしみじみと、「どんな結論が出ても、心からいいと思えそうだな。」と言う気持ちがしました。

いろいろな場面で出会う人の中には、他の人をコントロールしようとする人もいます。
わたしはコントロールされるのが苦手なので、そういうことが感じられるとつい、あらがいたくなったりするのですが(^_^;)、そうした時もその人の気持ちを大切に思えば、きっと寄り添いながら話し合えるな、と思いました。

あの動画のように、数百人でもきっと出来ることは、5人でももちろんできるし、1万人でも、ふたりでも、きっとできると思いました。

翌日もみんな真剣で、たびたび話が空中分解しました。
でも誰も、自案をゴリ推しして対立を作ることも、投げ出すこともありませんでした。
それぞれ性格も人生経験も違うけれど、みんな対等で大切なひとりとして、互いを尊重しながら向き合えていました。
わたしも、自分の意見も他の人の意見も同じように大切に考えてみるということ、そして同時にコンセプトや「何がこの施設に大切、必要か」を考え続けました。

でも結局、明け方までやってもまとまらない部分があって、最終日の朝に早めに集まってまとめることにしました。
そしてそれでも、細かい作業の部分の時間が足りなくなって、最後は「互いを信頼して任せる」という部分が出てきました。
でも実は・・・それがあって、今回のワークはわたしにとって100パーセントの完成になったように思います。

最終日の発表は、どのチームの案も本当に面白く、素晴らしかったです。すべての施設が出来たら、全部見に行きたいと思いました(^_^)
わたしたちの施設も、本当にできたらいいのになあ、と思いました。もし本当に出来たら、すごく素敵な場所になったと思います(*^_^*)

ほんの2日程度の実習でしたが、とても濃くて学びの多い時間でした。
こんな場を設定できるスタッフというのもすごいな、と思いました。

今回の合宿では、他にもいくつものできごとや学びがありましたが、その中からひとつだけ、紹介したいと思います。
建築実習の中でのことです。
建築実習とは言っても、朝にほんの30分ほど、しかも天気の悪い日は休みになるので、内容は少しだけだったのですが、ある日の実習の中で、道具を作る場面がありました。

「文化的な生活」の中では普段、道具を作るということはまず、ないと思います。
わたしは編み物やごはん作りや、あるいは絵を描いたりなど何か作るようなことはたいてい好きですが、そのための道具を作れるという発想は、ほとんどありません。

去年、わらの家(ストローベイルハウス)を作るワークショップに行った時に、主催者の方がわらブロックのサイズを変更するための大きな大きな縫い針を手作りするのを見たことがあって、とても感銘を受けました。
すごいな、道具も作れるんだなあ、と思ったのですが、自分でも道具を作れるというのは初めての経験だったので、とても嬉しかったです。(*^_^*)

作れるんですね、道具から。
作り方を知れば、都会育ちのわたしたちにも、作れるんです。
すごいですね。
そういうことを、少しずつ知っていきたいです。

ところで、先の実習でのわたしたちのチームは、不思議な縁つながりでした。
ここでちょっと、紹介してしまおうと思います。

夏の講座から今回の沖縄には、5人が参加していました。その中でわたしも含めた3人が、終わってから少し時間があるから集まろうね、と話していたのですが、なんとその3人が、同じチームになりました。
ものすごくばらばらなじゃんけんで決めたのに(@_@)

夏のメンバーのひとりは那覇在住の料理上手な女性で、沖縄料理の本を出していたり、こないだまで沖縄料理のお店を経営していたり、以前はなんと10万人ものイベントの責任者をしたこともあるという、スーパーな人。
「チューボーですよ!」に街の巨匠として出たり、いろいろ面白いことをたくさんしている人です。

もうひとりは、感性豊かな歌を作るボーイッシュな女の子。
夏の合宿では、彼女の歌を聴いて泣く人までいました。
クールな雰囲気なのにとてもナイーブな彼女は、本当にかっこいいです。
仕事も、田舎に飛び込んでの地域活性という、面白くて男前そうな仕事をしています。

そしてもう一人は、わたしと同じ名前の女性。
彼女は書記をしてくれていて、あまり提案は多くなかったのですが、誰の提案にも意見にも、ひとつひとつ丁寧に寄り添える人でした。
流されやすいとか流しているというのでもなく、自分の意見も柔らかく伝えられるし、提案はとても感性豊かな粒よりのすてきな提案ばかりでした。

実は、今年の講座では体調を崩す人が続出だったのですが、彼女も体調を崩して2日目の半日を寝ていなくてはならなかったのに、自力で立て直して、午後にはまったくブランクを感じさせない書記ぶりで、調子が悪いとは思えないような、100%貢献する姿勢を最後まで崩しませんでした。

2日めに聞いたら、ヒーリングを仕事にしているそうです。
人に寄り添うあり方を、仕事でも日常でも出来ている人なんだな、と思いました。
目立つタイプの人ではないので、同じチームでじっくり話をしなかったら、わたしは彼女の存在の豊かさに気づかなかったかもしれません。(幸運でした!(^_^))
彼女のあり方は、とても印象に残りました。

もう一人は、紅一点ならぬ白一点?の男性。
とても素敵な活動をしていることを教えてくれたのですが、この活動には尊敬している知人も関わっていることが分かり、わたしもこれから参加してみたいな、と思っています。
実は彼も、講座が終わってから倒れて寝込み、そうとう長く調子が悪かったらしいのですが、講座中は100%の姿勢で取り組んでいました。

こんな5人でした。
わたしにとっては最強のメンバーだったのではと思います(^_^)
縁は不思議。ありがたいですね。

さて、無事に修了証を手にしたわたしたち3人は、合宿のあと再会を果たし、那覇の彼女の家に泊めていただいて、彼女を慕っているウーフ(主に有機農家の宿泊スタッフ)をしている女の人と4人、おいしい料理やおもしろい話で、とっても楽しいひとときを過ごしました(*^_^*)

翌日には国際通りに観光に出かけ、物珍しい魚や物産でいっぱいの市場で、旅行鞄もこころもぎゅうぎゅうになるくらい、めいっぱい楽しんで帰ってきました。

合宿の後に再会するまでに、わたしは別行動で那覇に向かったのですが、そこでも素敵な出会いがありました。
長くなったので、また別に書きます。

ほんとに長いのに(^_^;)読んでくれて、ありがとう!

パーマカルチャーデザイナーになりました。

このお正月に、沖縄で、去年夏の講座の後半を受けたので、晴れてわたしもパーマカルチャーデザイナーになりました(^_^)v

・・・とはいえ、卵のカラがおしりについて・・・いるどころか、まだカラの中に入ったままで、あたまに小さなカラを乗っけている状態です(^_^;)
それどころか、講座の最後に修了証が授与された時、主催者の方が「みなさん、今日から名刺にパーマカルチャーデザイナーって書いていいんですよ。」って言われたので、あらそうだったの、ってびっくりしたくらいです。

わたしはあまり資格に興味がなくて、ずっと前にネイチャーゲームの講座を受けた時も、登録費を払うと資格が取れると言われたのですが、別にいらないかなと思って登録しませんでした。。。(^_^;)
今では、こうしたものの便利さがわかったのですが、その頃は知らなかったのです。

きっとどんな資格もそうなのでしょうけれど、ただ学校で学んだだけでは、そのまま現場で通用するプロにはなれないですよね。
でもパーマカルチャーは持続可能な暮らしの技術がたくさんあるし、「パーマカルチャーデザイナー」っていう肩書きはちょっと素敵だし、本当に使える知識になっていったらいいなと思うので、来年は安曇野でのコースも受けて学びを深めてみよう、と思っています(^_^)

さて、今回の講座でも、いろいろなことがありました。
今回は「一芸披露」が実はなくて、夏に書いた「豊かな宴」同様のことはなかったのですが、今回は舞台が沖縄ということで、「ゆんたく」と呼ばれるお楽しみ時間が夜な夜な繰り広げられていました。

授業が8時とか10時とか、もっと遅くまであった後でのゆんたくだったりするのですが(^_^;)、人好きの人が集まっての宴です。
わたしは飲めないことは全然ないのですが、飲んで騒いでが好きと言うわけでもなくて、ゆっくりお話する方が好きです。
今回のゆんたくでも、何人かとゆっくりお話できる機会があって、それはとても面白く楽しかったです。

とても個性的な方が多くて、みなさんそれぞれに多様な経験をなさっていて。
さまざまな経験を、それぞれの目を通して見て感じて考えて、そこから語られる話のひとつひとつが、本当に面白い。

そしてその根っこの方に、やはり近いものを大切に考えている、そういうことが見え隠れしていて。
普段は、趣味もセンスも暮らし方も、それほど近くはないだろうように見える人でも、話してみると、さすがにこういうところに来るだけあって、とても通じるものがあったりしました。
ああ、同じ方向を見ているんだなあ、と思えるのはとても嬉しい瞬間です。

こうして出会ってお話をして、もしかしたらこの後二度と再会できることがなかったとしても、こうした出会いのひとつずつが、人生そのものや豊かさを創ってくれているんだなと思います。
まさに一期一会、ですね(*^_^*)

今回の参加者の中に、これからインドネシアのバリに住む、という人が2人いました。
偶然です。
片方の人に話を聞いたら、到着していちばんに話した人がもうひとりの彼だったそうで、その後ずっと二人でよく話をしていました。
縁は本当に不思議だな、と思います。

講座の内容や、沖縄での学びや出会い、いろいろと面白いことがありましたが、長くなったので、またにしたいと思います。

読んでくれて、ありがとう(*^_^*)

あ、すっかり遅ればせながら、・・・新しい年、あめでとうございます。

みなさんの今年が、これからの未来が、すばらしいものでありますように。

空師の仕事

木に登って木を伐る方は、空に近い場所で仕事をするので、「空師」と呼ばれているのだそうです。
sorashi・・・♪なんて、音階のような響きで素敵です。

12月4日に、空師でもある安曇野の木こりさんと一緒に、森の手入れをしてきました。
2日の安曇野は寒くて雪がぱらついたそうですが、この日は良い天気でした。

木こりさんとしてお会いしたので、わたしはこの方を木こりさんと呼んでいますが、本職は植木屋さんなのだそうです。
初めてお会いしましたが、すらりとした素敵な方です。背は高いですが身軽そうです。

「軽装備で木に登って、難しい木もひょいひょいと伐ってしまうすごい木こりさんがいる。」と聞いた時から、「絶対にそのわざが見たい!」と楽しみにしていたのですが、実際は、・・・・・・想像していた以上でした。(*^_^*)

地下足袋に、長い鉄の爪がついた輪を付けて、手には木に回す輪を持つと、あとは命綱1本だけで、30mほどもある木を、ひょいひょいと登っていきます。
わたしが写真を撮ろうとして、よく写せる足場を探している間に、空師さんはもうずっと高くまで登ったかと思うと・・・、

きこりさん1

小型のチェーンソーをさっと手にして、自分の頭の上の木を、あっという間に伐り落としました。
高いところなので、伐り落とした部分はそんなに長く見えないのですが、落ちてくるとけっこう、長いです。
それだけ、遠いところでの仕事です。
ずーん、と地響きで大地が揺れて、頭の軽くなった木も反動で揺れました。

すごい。
やっぱり、噂通りにすごい技です。
そうとうかっこいいです。

必要があれば降りながら何度か伐ります。
そのまま倒すと他の木にひっかかってしまう場合や、倒す場所が足りない場合に、倒せる長さになるまで、こういう風にして伐って短くしていくのだそうです。

伐った後は空が広くなって、まるで、空をつくる仕事のようにも思えました。
空師の木こりさんは、汗をいっぱいかいて、するすると木から降りてきます。

そして後は、地上で木を伐っていくのですが、たくさん木が生えている合間をぬって、「この方向」と狙い定めた方向に木を倒していきます。
これもまた、すごい技術です。

確かに、あんなに高いところで作業をしたり、揺れる木から落ちないようにするのは、とても並大抵のことではないのだろうと思います。
危険と隣り合わせだというのも、少しもおおげさではないだろうと思いました。
だからこんなふうに言ったら不謹慎なのでしょうけど、・・・でも実は、・・・見ていて、あんなふうに身軽に高い木に登っていけるのは、気持ち良さそうでうらやましい気がしちゃいました(^_^;)
だって・・・あんなに高いところまで、するすると登ってゆくのを見てしまったら、木登り少年ならずとも、憧れてしまうのではないでしょうか?

だから、いつかあの爪をお借りして、木登りにだけでもチャレンジしてみたい・・・と思います(^_^;)
(以前一度だけ、塗り込められた石を登るフリーウォールクライミングの練習場へ行った時は、初級をクリアしてスジがいいとほめられたことがありましたが、ずいぶん前なので、体力落ちているかな・・・?)
実は今回もやってみていいよと言われたのですが、今回はチェーンソーも初チャレンジだったので、体力と集中力を温存?するためにこちらはやめておきました。。。

きこりさん2

(空師の木こりさんの勇姿を、もう一枚。
右のちょっと曲がった木の上の方に登っているところですが、お分かりになるでしょうか?
解像度高くしたらなぜか貼れないので、この解像度だと、見えないかな・・・?
せっかくの勇姿と、豪快な仕事ぶりを、動画で撮ってくれば良かった・・・と、帰ってきてから後悔しています。
今度機会がもしあれば、動画で載せたいです!)

木こりさんの家は、わたしの森のすぐ近くでした。
自慢のふたりの娘さんと、かわいらしいおかみさんと一緒に住んでいます。(お昼に家に連れて行ってくれましたので、おかみさんと、ちいさな人なつこい娘さんにはお会いすることができました。)
居間にハンモックがある、楽しそうな家です。

近いだけあって、木こりさんはもともとこの場所をご存じだったそうですが、細い木が長く長く空に伸びているのを見て、やはり一度ほとんどの木を伐った方がいい、そうしたら広葉樹がぐんぐん伸びるから、と言われました。

わたしの森はほとんどが自然林だと言われているのですが、もともと、里山の木というのは、人が使うために植えては伐りして更新してきたものです。
木が安くなって木材が売れなくなったり、石油や電気が普及して薪を使わなくなったりしたために、森を手入れしながら使うことを止めてしまってから、多くの森が、荒れ放題の危険な状態になってしまっているそうです。

この森も、檜や杉をもとの森の持ち主が植えた形跡はあるのですが、そのまま放置してしまったために、育ちの早い赤松が自然に生えてきて、檜や杉の成長を邪魔してしまったようです。

自然のすることには間違いがないですから、たぶん、長い目でみれば、こうしてひょろひょろと生えた木が倒れて淘汰された後で、数百年数千年をかけて、いずれ本当の良い森に育っていくのでしょう。
でもちょっとそれを待てない人間としては、もう一度手を入れて、人間の共生していける森の姿にしていくことが必要なようです。

緑が好きで森に住みたいと思っているのに、まず木を伐る必要があるというのは残念だったのですが、・・・実を言うと、木こり作業は、かなり、気持ちいいです。
森の中で、木のにおいをかぎながら、森の手入れをしていくこと、木が倒れる時の地響きまでが五感に残ります。

先週お会いした山梨の方は、仲間で木を伐ったりするそうで、「開墾と聞いたら、絶対参加したい。開墾はいいですよね~。」と・・・言われていました。
ふだんの生活では味わえない爽快感があるのは、自然相手だからなのでしょうか。

さて、この日、わたしは初めてチェーンソーを使いました。
勢い余ってはねるとか、手を離すと自分に向かって飛んできて足を切ったりするとか、コワイことをさんざんお隣さんや友人が言うので、一生使わないかもしれない(;_;)と思っていたのですが、木こりさんの持ってきていた小さなチェーンソーは、手を離すと安全装置が働いて止まるしくみだというので、使わせてもらったら、大丈夫だったのです。

しかも、のこぎりとは比べようもないくらいの早さできれます。
わたしはすっかり気に入って、伐った木の枝払いを、どんどんやりました。
最後には、上手になったね、と言ってもらって、午後から手伝ってくださったお友達の木こりさんにもほめてもらえて有頂天?です(*^_^*)
とても気持ちの良い作業で、もっとやりたいくらいだったのですが、日が暮れだして、電車の時間もなかったのでおしまいにしました。
伐った木を薪にする作業の方が手間がかかりそうですけど、これは次回のお楽しみです。

最後にお話をしていた時に、「ボランティアでもいいですよ。」ときこりさんがふいに言われたのでびっくりしました。
慌てて「まさか、プロの方にこれだけの仕事をしていただいてボランティアというわけにはいきません。」と言いましたが、どうして木こりさんがそんなことを言われたのかとても不思議で、でもちょっと嬉しかったです。

変な比喩かもしれませんが、子どもにどんぐりをもらった時のような感じがしました。
わたしは小学生のこどもたちと以前サッカーをやっていたのですが、ある時こどもがどんぐりを見つけて、くれたのです。
こどもは、どんぐりとか、石ころとか、何か書いたものとか、お菓子とか、おまけとか、いろいろなものをよくくれます。
こどもは気持ちで生きているので、「楽しい。」「嬉しい。」「好き。」「ありがとう。」みたいな気持ちを、そんなふうにちいさなプレゼントにして誰かにあげるのが大好きみたいなのです。
そしてわたしはそういうものをもらうのがとても嬉しく、大好きでした。

どうしていきなり木こりさんが「ボランティアでもいいですよ。」なんて言われたのか分かりませんが、ちょっと「楽しかった」気分だったなら、嬉しいなあと思いました。
きこりさんは立派なお父さんだしすごい空師さんですが、実は子どものように純粋な気持ちの方なのかもしれません。


今日、「雪の降る夜は楽しいペチカ・・・」と、懐かしい音楽を流しながら廻っている車がありました。
「安曇野は最高」と口を揃えて言う地元の人達も、同じく口を揃えて「とても寒い。」と言う安曇野の冬。
でも来年は、たぶんロケットストーブで、この木たちの薪で、暖かく過ごせたらいいな、と思います。

また長くなっちゃいました。
読んでくれてありがとう。
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